深い歴史を基盤に、時代に合わせ自由に形を変えていく

大里ブロック工業株式会社

砂利の採取・販売からスタートし、現在は住宅の基礎・大型商業施設・学校等の建築物への生コンクリート提供など多岐に渡っています。 コンクリートを運んでいるミキサー車が走っているのを見たことはありませんか？ それが私たちのお仕事の一部です。 イメージしていただくとわかりやすいかもしれません。 製造・販売をするだけではなく、地球環境のことも考え、現場で余ったコンクリートを活用した「ブロック」も製造しています。海外の技術も取り入れながら、環境負荷がかからないよう資源を活用する取り組みを続けています。 年々多様化するコンクリートやブロックへのお客様のご希望を迅速にキャッチ。 環境に配慮しながら、自然災害に強い環境整備に対応するためのコンクリート『ドライテック』。ガーデニングやエクステリアとしてもご利用いただけるデザイン性が高い『化粧ブロック』など、豊富なラインナップで現場やお客様のニーズにお応えしています。

セメントと水、砂、砂利を混ぜ合わせて、現場ごとに対応した配合でのコンクリートを製造していきます。 配合を変えると仕上がりももちろん変わるので、お客様と協議しながら、流し込む場所や仕上がりを加味して作り上げていきます。運搬中の日の当たる時間や温度、またご利用いただくまでの時間を計算し、固まりやすい夏は混和剤等で調整するなどし、無駄のないよう工夫を重ねています。

一般的な運送とは違い、建築現場に届けて終わりではありません。 現場に到着し、コンクリートを“流し込む”までが私たちの仕事。 コンクリートミキサー車を運転し、現場に到着したあとは、打設箇所に合わせて、トラックの停止位置を考え、コンクリートを流し込んでいきます。生コンに携わる人しか味わえないこの独特な仕事。特徴的なため、この仕事独自の「面白み」だと感じる従業員もいますよ！

コンクリートとは異なる素材でブロックを製造しています。 「ブロック」といってもさまざまな種類が存在します。すぐ想像されるのは、塀などに使われるグレーのものでしょうか？ 大里ブロック工業では、ライン模様が施されたブロックや素材に色を混ぜ合わせて、カラフルにしたものなど、デザイン性なども豊富に揃えています。 2020年に自社の敷地内に完全自動で製造できる機械を更新。約4名で担当しています。 水蒸気で養生したあと、乾燥させてブロックにしていきます。 規格で決められている様々な基準をクリアすることで取得できるJISマークの認証も受けています。